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2011.07.17

久方の長距離昼行客レと新型リゾート特急

Ef64_12_01
久しぶりに中央本線でEL牽引による昼行客レが走った「ELSLみなかみ号」

 こんばんわ。
 夏本番ですね。暑い毎日が続きますが、この季節ノートパソコンの使用は熱が篭りやすく、手が汗ばむことが多々あるかと思います。
 私も昨年まではファンの付いたノートPC台を使ってたいさくをしていましたが、MacBook Airにしてからは熱がキーボード面に伝わることがあまりなく、快適に作業が出来ています。
 膝上で使うときは、本を一冊間に挟めば熱は殆ど伝わらないので、クーラーがなくても楽々使えるのは有難いです。

 さて、先日の日曜はまたまた上越線で撮影してきました。
 水上には一ヶ月ちょとで3回も通ってしまっています。
 何かC61に嵌ってしまったようです。
 今週末もC61による「SL みなかみ号」が運転されていましたが、9日、10日に限っては甲府始発着の「EL&SL みなかみ号」として運転されました。
 ここ数年ELの運転が無かったので、この運転は撮影派にも乗車派にも注目が集まりました。さらに甲府からの運転ということで、
 なぜ甲府発なのかはわかりませんが、高崎から所定のダイヤに乗せるため、甲府発はなんと朝の6時ちょうど発です。
 もう中央東線に客車列車が走ることは殆どなくってしまいましたので、EL牽引区間のハイライトととして撮影しておきたいところです。
 

C61_12_01
炎天下の下、C61が力強く連続勾配を駆け上がって行く

 撮影に当たっては、記録的な要素が強いので一目で中央東線として判りやすい鳥沢鉄橋で撮ることにしました。
 なにぶん早朝発のダイヤなので、現場へは車にすべきか始発で行くべきか迷いました。
 暑いし、撮影の合間を涼しく過ごせる車の方が楽そうです。
 しかし、予算的には東日本パスを使えば安く済ませられますし、行き帰りの飲み食いもできますから、電車で行くことにしました。

 朝の3時過ぎに起床して、中野始発の各駅停車に乗り、西へ向かいました。
 乗客はまばらでしたが、三脚とカメラバックを携えた方がちらほら見え、早朝ながらも競争率が激しそうな予感がいたします。
 途中の立川や八王子からも同業の撮影者とおぼしき人達がパラパラと乗ってきて、気配がより濃くなりました。
 その予感は鳥沢駅で降りて、鉄橋脇の撮影ポイントが見えてくると的中しました。


12_01
高崎側のスハフ12の貫通扉には、「がんばろう日本」のステッカーが掲げられていた

 あの場所は、10人前後のキャパシティがあるのですが、既に10人以上は居る様子でした。
 脚立があれば何とか抜けるのに、荷物になるので今回持ってきてはおらず、後悔しました。やはり車で先乗りするのが正解でしたね。
 それでも人垣の背後から、肩越しに空いている隙間を見つけ、手持ちで何とかポジションを確保。ヘッドマークも掲げられた「ELみなかみ」を無事捉えることができました。

 久しぶりに見れた12系と電気機関車の組み合わせを撮り終えると、後を追いかけるように足早に駅へ戻り、特別快速で東京駅まで移動します。
 東京駅からは上越新幹線の「とき」に乗り換え、またまた上毛高原に降り立ちました。
 今回も水上駅行きのバスを使いますが、沿線の撮影地近くで下車するわけではなく、最寄りの上越線の駅へ向かうべく使います。
 最寄りの上越線の駅は上牧駅で、ここから普通電車で岩本まで乗ります。
 「SLみなかみ号」としての撮影は、岩本駅の高崎側にある踏切付近で撮ることに致しました。
 何分暑いので駅から遠い場所は勘弁、と駅至近の場所を検討したらここだったのです。


C61_04
夏空の下、束の間の休息を得たC61が静に佇む

 光線は逆光になってしまうものの、太陽の高度が高いため、多少補正すれば大きく影が潰れることはありません。
 これまでC61による下りの撮影は、やや遠い位置からの場所ばかりでしたので、煙をモクモクと吐く姿を画面いっぱいに捉えるのは今回が初となります。
 ほぼ定刻通り、控えめなブラスと音と共に力行を続けるC61の姿が見えると、ジリジリと焦がすような暑さが一瞬吹き飛びました。
 D51に比べて車高が高い分、迫力が一桁上ですね。


C61_05
15時前、復路の先頭に立つべくC61の入れ替えが行われる

 「SLみなかみ」を写し終えると、後続の普通電車で水上まで向かいます。
 駅に到着すると、C61を撮ろうと転車台の方へ向かう人達とは反対に、駅南の定番撮影地へ。
 前回の重連運転の際は撮影できなかったのですが、今回はその反省を活かして早めにポジション確保をすることにしました。
 今回は、先週の混雑の反動なのかガラガラではないものの、比較的スペースに余裕があり、ベストポジションのその次くらいの位置をキープすることができました。

 初期の目標が達成できたので、ここでやっと転車台の方へ向かいました。
 着いた頃には、転車台での転向はおろか、給水と火床の整備が終わっていて、足回りの整備が行われている段階でした。
 約40年ぶりに復活した"新車"の扱いも手馴れた感じです。
 

C61_12_02
ドレーンと黒鉛を吐きながら水上を発車する「SLみなかみ号」

 C61を見た後は、駅前の蕎麦屋で遅めの昼食となります。
 暑いので冷たいお蕎麦にしました。
 お腹を満たすと、後は撮影地に戻って木陰の下で涼を取りながらSLの発車まで待ちます。
 もちろん、合間に発車する上り普通電車やC61の入れ替えの模様も逃すことはありません。
 
 ところで、C61の入れ替えが始まる頃から嫌〜な雲が出てきました。
 さっきまで晴れていたのに…。山の天気は変わりやすいといいますが、一雨きそうです。
 そう言えば、傘を持ってきていませんでした。何とか降らないでくれ、と心のなかで手を合わせながら発車を待ちました。


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スハフ12の水上側は、「つなげよう日本」のロゴマークが付いていた

 15時20分、黒い狼煙を上げたC61「SLみなかみ号」が動き出しました。
 気温が高い分もありますけど、D51に比べると煙は控えめですね。
 心配していた天気は大きく崩れることなく、持ち堪えてくれました。
 見送った後は手際よく撤収作業をして、後続の普通電車で渋川を目指しました。


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高崎に停車中の「リゾート草津」。駅長も気になるのかホームで出迎えている

 渋川に着くと、先発の「SLみなかみ」に追いつきました。
 これまでですと下車せずに追いぬいて、その先の八木原などで2回目のSL撮影をしていましたが、今回はその撮影は捨てて、帰路に就くことに致しました。
 ただし、このまま普通電車を乗り継いだり、高崎から新幹線に乗り換えるという在り来たりのことはいたしません。
 ならば、停車中の「ELSLみなかみ号」に乗って甲府まで行くのか?
 指定券が取れれば満更でもなかったのですが、空きがありませんでしたので泣く泣く見送ることにしました。上野行きの頃なら楽々乗れたのですが…。
 それでは何にしたかというと、臨時特急「リゾート草津」に致しました。


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「リゾートやまどり」の座席はどっしりとして、足元が快適な3列シートが並ぶ

 「リゾート草津」は、7月にデビューしたばかりのジョイフルトレイン「リゾートやまどり」を使用した列車で、普通車ながらグリーン車並みの座席が売りになっています。
 では、その快適性を堪能してみましょう。
 「リゾート草津」の接近の放送が聞こえて、暇つぶしに停車中の「SLみなかみ」の撮影を引き上げようとした途端、大粒の雨が強い横風とともに降ってきました。
 ホームには屋根が付いていてて、風上側にはSL編成があるにも関わらず、隙間から吹きこんでくるものですから堪ったものではありません。
 夕立が多く発生する地域だけに、スケールが違いますね。
 SLの乗客はじ自身の客車へ非難しましたが、「リゾート草津」の乗客は逃げ場に困りました。
 辛うじて近くの自販機の影に隠れてやり過ごし、半分濡れながら乗り込みました。


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2号車の一角にあった、談話室コーナー。元お座敷電車の面影が残っている

 乗車前、ちょっとしたハプニングがありましたけど、乗ってしまえば快適空間が出迎えてくれました。
 まず、シートはグリーン車並みのシートピッチに足乗せも付いた座席で、可動式の枕も付いています。床がジュータン敷ならばグリーン車と行ってよいでしょう。
 私が押さえていた2号車の座席は、他の車両に比べて更にシートピッチが広く、向かい合わせにしてもお互い足が伸ばせそうなほどです。
 最初は当たり席かと感じていたのですが、足乗せは付いていないですし、背面テーブルもありません。付いていても間隔が広すぎて届かないので付けていないのでしょう。
 大きなスーツケースや向かいあわせにすることをしない限りは、他の号車の方が快適かもしれません。
 ちょっとケチをつけてしまいましたが、概ね居住性は高く、お弁当とビールを1本空けてしまったらいつの間にか眠ってしまいました。
 朝が早かったこともあり、後は新宿までぐっすり寝てしまいました。

 夏休み期間中は、快速「りぞーとやまどり」として高崎〜万座・鹿沢口を走るので、手軽に楽しめそうですね。

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