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2011.09.20

撮り納め、関東鉄道のキハ350

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西日を浴びて守谷駅を後にするキハ350。無骨な顔と都会的な街並みとのギャップが激しい

 こんばんわ。
 一昨日の土曜日に7月に続いて関東鉄道へ行って来ました。
 この秋で引退してしまう、元国鉄キハ35ことキハ350をまた撮りに行ったわけです。
 当初は8月で定期運転を終えてしまう予定でしたが、好評につき10/9まで運転期間を延長し、さらには水海道〜下館の運用も追加するなど、ここにきて力を入れてきました。
 従来のキハ100の運転もあるので、内容の濃い撮影となりました。

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三妻に停車中のキハ350。取手方には大型のヘッドマークが掲げられた

 今回もアプローチは、つくばエクスプレス経由で守谷から入りました。
 守谷でフリーきっぷを購入して、水海道へ向かいます。
 水海道では、キハ350の下館行きが待っていました。
 定期ダイヤの水海道10:33〜下館11:24,36〜水海道12:36に充当されます。
 普段は単行の気動車で十分足りてしまう輸送量なのですが、私と同じく惜別乗車で座席の2/3は埋まっていました。
 

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出力の弱いクーラーを補うため扇風機が活躍する。そこにはJNRのマークが残っていた

 発車して程なくして車掌が回って来ました。
 キハ350は運賃箱を備えておらず、最前ドアのみの開閉にも対応していないため、無人駅での乗車券回収や切符の販売で車掌が乗務しているのです。
 ここで私は、守谷で買ったフリーきっぷを提示し、さようならキハ350形記念版に換えてもらいました。
 このきっぷ、キハ350の車内か下館駅でしか販売・交換していない限定品です。
 切符は硬券を大きくしたタイプで、デザインは乗車したキハ358・3511編成と先に引退したキハ354・353編成の二種類があります。
 

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乗車したキハ358・3511編成バージョンのフリーきっぷに交換

 乗車はほどほどに楽しんだところで、玉村で下車。
 前回訪問した同じ場所で、戻ってくるキハ350を撮ります。
 ただ、やって来るまでしばらく時間が開いているので、石下寄りの方でポイントを開拓しながら時間を潰しました。
 この日は雲は多いものの、残暑が厳しく7月に訪れた時の暑さと然程変わりありません。
 駅近くで買ったアクエリアスのペットボトルは瞬く間に飲み干し、日陰が恋しい1時間でした。


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筑波山をバックにキハ350が行く

 この後は下館行きの普通列車に乗り、騰波ノ江へ移動します。
 大宝方面へ少し戻ったところに雑木林の中を走る区間があり、そこから飛び出てくるキハ100を狙うことにしました。
 緑の中を走る首都圏色のディーゼルカー。狙い通りの結果で満足致しました。


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下妻から北は丘陵地帯の中を走り、林を抜けるシーンも多くなる

 撮影後は歩いて騰波ノ江駅へ戻リます。時計は13時30分を回り、暑さも最高潮に達してきました。
 駅に戻ると、お茶のペットボトルで失った水分をチャージします。
 この分で行けば夕方までにもう2本は飲んでしまいそうです。

 次の撮影地は、ひと駅隣の大宝になります。
 

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収穫を迎えた水田を横目にオレンジカラーのディーゼルカーが軽快に走りゆく

 大宝から下妻方面へ10分程歩くと、水田地帯が広がる場所があります。
 丘陵地帯から平野部へ降りてくる辺に当たるので、玉村や三妻付近の風景とは異なり、バックに雑木林が入るなど、自然が濃い情景が広がります。
 丁度水田では稲刈りが行われていて、秋らしい光景と共に収めることが出来ました。


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薄暗い守谷駅のホームを抜けて取手へ向かうキハ350。運が良ければ、真上につくばエクスプレスの電車と交差するシーンが撮れることも

 最後の撮影は、守谷に戻りまして駅周辺でキハ350の撮影となりました。
 つくばエクスプレスと交差する守谷駅は、島式ホーム2面4線を抱える近代的な駅になっています。
 もし、快速運転が取手まで続いていたとしたら、ここで緩急接続が行えることでしょう。
 そんな未来的な風情感もある駅から発車するキハ350との組み合わせは、以前のエントリでのコメントからヒントを得てトライしてみることにしたのです。
 確かに高層マンションや近代的な駅と、ローカル線のイメージが染み付いた国鉄形気動車との組み合わせは、変な感覚でした。
 自分で撮っておきながら、まるで合成写真のようにも感じますね。

 さて、キハ350は10/10がラストランとなります。
 最後は団体貸切となりますので、乗り納めはその前日までです。
 国鉄・JRで過ごした期間と同じくらい、長きに亘って活躍したキハ350。最後まで無事に走りいて欲しいものです。

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コメント

キハ350の定期運行が延長されたので、私も11日に再び挑戦して参りました。その日は蒸し暑く、天候も安定せず、途中一時的に雨が降る等、難儀な一日でしたが、下館~水海道~石下~水海道~守谷と移動してキハ100共々押さえました。
1枚目の写真とほぼ同アングルの写真も、8月に続いて撮りました。被写体と背景のアンバランスは何度見ても笑えます。関鉄が非電化なのは、御存じでしょうが、気象庁磁気観測所が石岡にある為なのですが、そのおかげで守谷であの様な奇妙な1枚が撮れるのです。
私が子供の頃は結構残っていた首都圏の非電化路線も今は数少なく、ディーゼルカーに会いに行くのも結構大変です。大阪や名古屋なら、特急等が乗り入れて来るのですが、東京ではそういう事もありませんから…。
余談を1つ…、その数日後、ある若い女子にキハ100や350の写真を見せたら、「あぁ!かわいい~!」ときたものです。

投稿: Blairfindy1号2号 | 2011.09.23 21:39

Blairfindy1号2号様、こんばんわ。
守谷駅は隠れた人気スポットみたいですね。
非電化の理由は存じております。
高価な交直流両用の電車や二種類の変電所を持つのは大変ですからね。
千葉の房総半島なら、魅力的な非電化路線が残っていますよ。
やや不便なところにありますけど、都内からは十分日帰り圏内ですよ。

投稿: § | 2011.09.24 01:24

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