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2013.10.23

函館市電と江差線の旅

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駒ケ岳をバックに進む「北斗星」

 こんばんわ。
 日曜は最終の「はやぶさ」で帰ってきました。
 エアは率の高い割引運賃が売り切れていたので、節約のため列車にしました。
 
 今日は早朝に姫川で「北斗星」を撮影するところからスタートしました。
 駒ケ岳をバックに撮れるポイントなのですが、晴れていれば逆光となってしまいます。
 朝起きて空に雲が広がっていたので、ゴーサインを自分に出しました。
 ただ、曇っていても雲が駒ケ岳に垂れ込んでいるようではNGです。
 国道5号線を北上し、七飯のトンネルを抜けると駒ケ岳が目の前に飛び込んできました。絶妙の条件です。
 現場に到着すると、軽い舌打ちをしてしまいました。
 バックに駒ケ岳が悠然と構えているのですが、線路両脇の木々が生い茂っていて山容の半分以上を隠してしまっているのです。
 代替のポイントに移動する時間の余裕も無かったので、仕方なくそこで撮ることになりました。

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八幡坂から函館港、市電を見おろす

 姫川で撮った後は、函館へ戻りレンタカーを返却します。
 三脚やD300、着替えなどはまとめて駅のコインロッカーに預け、NEX5-Rの軽装備で今日は周ります。
 早速江差線の旅へ出たいところですが、列車本数が少ないので10時27分発まで待たなくてはなりません。
 その間は函館市電に乗って時間を潰します。
 市電は以前に乗り潰していますので、撮影がメインです。
 十字街方面へ向かい、末広町近くの有名な八幡坂からのカットや歴史ある洋館との組み合わせを撮ってみたりと、古い街ならではの景色を楽しみました。
 締めは明治生まれの39号箱館ハイカラ號を撮影し、そのまま乗車して函館駅へ戻ってきました。


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函館市の古いビルをバックにレトロ市電がのんびりと走る

 江差線の旅は函館から普通列車の122Dに乗って始めます。
 単行のディーゼルカーは、普段は発車間際でもガラガラの車内です。
 ただ、廃止迫る休日の江差線は事情が違います。座席が8割方埋まり、函館本線の列車よりも断然混んでいます。その大半は、私と同じように惜別乗車目的の人で、江差へ目指す人達でした。
 前日の撮影時でも乗車率は高かったので、今後も週末はこんな感じが続くのでしょう。


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函館駅で発車を待つ江差行き普通列車

 木古内までの道中は、惜別乗車客に混じっていた地元の方々が少しずつ下車していき、若干余裕が出てきました。
 しかし、木古内からは「スーパー白鳥」で本州から来た乗客が纏まって乗車したため、座席はほぼ埋まってしまいました。
 廃線区間は、昨日も含めこれまで車で何度も走っている所ですから、今どの当たりを走っているかは手に取るように判ります。新鮮味がないとも言います。
 ただし、道道から離れている区間は多少興味はありましたが、そこは深い森の中なので新しい景色だとは感じませんでした。
 それでも新しい撮影地候補は2箇所程度ですが、車窓から見つけることが出来ました。
 どれも天ノ川沿いからです。
 生活路ではありませんので、冬場のアクセスは無理そうです。この先狙うとしたら廃止直前でしょうか。
 稲穂峠の区間は俯瞰できそうな場所を探しましたが、森が深すぎて無理そうだと早々に断念です。


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江刺駅で折り返しを待つキハ40。広々とした構内だが、ホームは片面のみの寂しい終着駅だ

 終点の江差に到着すると、乗客の大半は駅の窓口へ並びます。
 廃止記念の乗車券や入場券のセットが売られているからです。
 私も木古内までの乗車券を購入。ついでに硬券の入場券を買い求めようとしましたが、入場券はセット販売かマルス発券しか扱っていないとのこと。廃止区間の入場券を単体で買おうとしたら、1本列車を見送って湯ノ岱駅で買うしかないようです。来年になったら江差でも売るかもしれませんけど…。


Amanogawa
本物と同様の駅名標と立派なホームが一瞬車窓に現れた。幻の天ノ川駅は、第二天ノ川橋梁付近にある。

 折り返しの下り列車は、往路よりも混んでいて、ほぼ座席が埋まりました。
 13時発の利用しやすい時間帯なので、無理もありません。このまま行けば年末には増結があるかもしれませんね。
 列車が木古内に到着すると私を含め乗客の大半は、「スーパー白鳥」に乗り換えます。
 利用者のほとんどは「ありがとう江差線フリーパス」を使っているのでしょう。
 函館〜木古内の特急自由席が使えるので、早く函館に戻りたい人には便利ですね。
 ちなみにこのフリーきっぷは、二日間使えるので、本数が少ない廃止区間をじっくり乗り降りしたい人にもうってつけです。
 

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木古内で1時間近く停車する125D。北海道新幹線の建設が進み、江差線ホームも廃線とともに役目を終えそうだ

 函館に戻ってくると雨が降っていました。
 ザーザー降りではないので、多少撮るくらいなら傘なしでもなんとかなりそうです。
 17時過ぎの帰りの列車まで2時間あるので、再び市電に乗って散策してみることにします。
 ただ、前述にあるように、雨なので容易く下車して撮影は無駄に濡れるだけです。狙いを絞ることにしました。


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駒場車庫に佇む市電車両群

 絞り先の一つは駒場車庫です。
 色々な車両が見られるのでは、と期待して行ってみると、ガラガラの状態でした。
 車庫の奥の方には何両か固まっていましたけど、もっと近い位置から撮りたかったのでやや残念な結果でした。
 2つ目の絞り先は松風町のアーケードからの撮影です。
 ここなら雨が降ろうが濡れる心配は要りません。
 日が暮れてきたので、流し撮りを織り交ぜながら10本くらい収めていました。


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松風町の交差点を行く710形。製造から50年以上が経過し、第一線の走りを続けている

 16時を過ぎると、北の秋は暗くなるスピードが一気に加速します。
 流石に厳しいよな、と感じたところでカメラを仕舞い、駅へ戻るのでした。
 ということで、二日目は天候にはあまり恵まれませんだした。
 市電はまた天気の良い日に再訪したいものです。

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