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2014.04.25

花桃まつりと春爛漫のわたらせ渓谷鐵道

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花輪の桜並木を行く「トロッコわっしー号」

 こんばんわ。
 先々週になりますが、初めてわたらせ渓谷鐵道に乗ってきました。
 ちょっと東京から離れているけれど、行こうと思えばいつでも行ける路線…、そんな感覚で訪問が後回しになっていました。
 SLは運行されていないものの、トロッコ列車が人気で風光明媚な撮影地も多く、立地の悪さをカバーしてもなお余るほどの魅力があります。
 今回、トロッコ列車の運転開始と桜・桃の開花を知って訪れてみました。

 土地勘が全くない地域ですので、今回は車ではなく新幹線と普通列車を乗継ぎ、乗り鉄と徒歩による撮影でした。

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木造校舎が残る小学校跡と桜並木をバックにトロッコ列車「花桃号」が行く

 桐生10:07発の717Dから旅をスタート。
 ホームには大勢の乗客たちが居ましたが、大半は後続のトロッコ列車「花桃号」に乗ろうとしていた方々で、レールバスは座席を持て余すようにして発車しました。
 それでも東武との接続駅である相生でほぼ座席は埋まり、行楽客で賑やかな車内に。
 この先は乗換駅などありませんので、神戸までこのまま推移するのかと思っていましたが、大間々でも多数の乗客があり、水沼や花輪でもグループ客が乗り込んでくるではありませんか。通路も人で埋め尽くされました。
 思っていた以上に花桃祭りの人気って高いんですね。
 私は神戸手前の小中で下車するつもりでしたので、うかうかしていたら出口まで辿りつけません。ひと駅手前の中野を出た段階で降りる準備をはじめました。

 
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満開の桜並木を行くわ鐡普通列車

 一つ目の撮影は、小中駅からほど近い渡良瀬川の橋の上からのポイントです。
 ここでは廃校となった小学校と桜の木を入れて、「花桃号」の撮影を致します。
 「花桃号」はこの週末に限って全車自由席で運転され、控車の元スハフ12にも多数の乗客が居ました。花桃まつりの輸送用として大いに活用されているみたいです。

 この次は一旦花輪まで戻り、「トロッコわっしー号」や普通列車など撮影します。
 線路脇の道から俯瞰気味に桜並木を入れられるポイントが有り、順光で捉えることができました。ただ、桜は散り始めていたのでやや物足りなさがありました。
 ならば隣の中野駅の桜並木はどうでしょうか。あまり離れていないので徒歩で移動します。
 車窓から見た時はあまり違いは感じなかったのですが、改めて見てみると満開の見頃を迎えていました。
 ちょっと移動するだけで、咲き具合がぜんぜん違うんですね。
 枝ぶりも大きく、こちらのほうが断然絵になります。
 上りのトロッコ列車もここで狙おうか迷いましたが、上り普通列車1本のみで切り上げることといたしました。
 

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神戸付近の桃並木を行くトロッコ列車。花見には最適な車両だ

 次なる撮影地は神戸です。
 神戸駅周辺には、第三セクターに移管された時に植樹された桃の木が立派に成長し、沿線の一大観光スポットとなりました。
 開花に合わせて駅前の広場には出店が立ち並び、観光バスもひっきりなしに入ってきます。
 桜も歩調を合わせるかのように満開を迎えていて、華やかな気分をさらに盛り上げています。

 さて、ここで上りのトロッコ列車を撮影するわけですが、駅構内で撮影するか沢入寄りの陸橋から桃並木を入れるか悩みました。
 ロケハンの結果、定番のアングルであっても後者に決めました。
 お決まりを押えたことで、来年以降はまた違った角度で撮ることになるでしょう。


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沢入駅に進入する「トロッコわっしー号」。草木ダムの上流側にある桜は、一週間〜10日ほど開花が遅いようだ

 夕方からは再び乗り鉄モードにシフトして、神戸から下り列車に乗り込み北上を続けます。
 花桃まつりは15時で終了となり、大勢の観光客でごった返す上りホームとは対照的に下り列車の方は閑散としていました。
 やっと静かなローカル線の旅が楽しめそうです。
 沢入〜原向の渓谷美を堪能しつつ、この絶景を収められるようなポイントはないか辺りを見回します。
 
 
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間藤駅にて折り返す普通列車。駅周辺は人気がなくひっそりとした佇まい

 終点の間藤駅は駅前に工場があるだけで、ひっそりと静まり返っていました。
 乗客は私と同じように全線走破を目論む数名のみ。平日の夜は運転士以外誰も居ないのではないかと思うほどです。
 線路は50メートル先の車止めまでで、その先は途切れてしまっていますが、かつては足尾本山まで線路が伸びていました。
 一部の線路や施設はまだ残っているようですが、新たに周辺を開発する予定もなく、復活することはもう無いでしょう。
 帰路は乗車してきた列車にそのまま乗り、桐生まで乗り通しました。

 
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間藤駅の車止めの反対側は、線路が剥がされた路盤が続いている

 行ってきた感想としては、何でもっと早く訪れなかったのかと後悔するほど見どころの多い路線でした。
 標高差があるので、桜の見頃は区間を分ければ3週間くらいは楽しめそうですし、紅葉も同じように長く味わえるでしょう。
 撮影地も豊富にあり、俯瞰したら良さそうな場所もちらほらと見つけることも出来ました。
 新緑や紅葉の季節にでもまた行ってみたいですね。

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