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2016.09.12

最果ての増毛へ 〜留萠本線、最後の夏 その1〜

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増毛駅にて発車を待つ4930D。最果ての駅も週末になると賑わいが増す

 こんばんわ。
 最近更新していないなと感じて、気付いたら9月に…。
 家も買って子供がいると休日はなかなか他のことに手が回らなくなりました。
 芝生の草刈りは2週間に一度やらないとどんどん伸びてしまいますし、子供は子供で食べる量と時間が増えたので、思っていた以上に時間を取られています。
 そんな訳で依然としてあまり撮影に行ける機会は無いのですが、6月は立て続けに行っていました。
 例年のごとく北海道へも足を運んでいまして、今年は区間廃止を迎える留萌本線の増毛へ訪れていました。
 増毛はもちろん、留萠本線の旅自体も記憶をたどれば20年近い空白期間があり、記憶も薄れてきた頃でした。
 部分廃線という残念なきっかけがあって今回再訪となりましたが、乗るだけでなく撮影もしっかりと行います。

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留萌にて停車中の4925D。後ろの車両は4928Dとなる

 始発の飛行機で羽だから新千歳に降り立ち、快速「エアポート」と特急「オホーツク」を乗り継いで深川を目指します。
 「エアポート」の方は相変わらずの混雑でしたが、「オホーツク」は1両に10人いるかどうかの空きぷりでした。
 今後「オホーツク」の運行に黄色信号が灯っている中、土曜日でこの乗車率ではちょっと気がかりですね。


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かつては側線があった駅前の駐車スペースより撮影した増毛駅の様子。駅舎から少し離れた所にホームがある

 深川からは留萌本線の4925Dに乗り換えます。
 列車は既に入線していて、車内は満席に近い状況でした。
 単行列車かと思いきやもう1両連結していたのですが、何故か回送扱いで締め切られていました。(なぜかは後ほど…)
 とりあえず席だけ確保して、駅前のコンビニ向かい昼飯用の弁当を購入します。
 席に戻ると、後続の「スーパーカムイ」からの乗り換え客で更に混雑し、立つ人も出るほどになりました。
 廃止までまだ半年近くもあって、しかも夏休み前でこの混雑では、先が思いやられます。
 廃止直前や夏休みになったら増結しないと捌ききれそうにありませんね。


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増毛駅前には廃業となってしまっているものの、昔ながらの駅前旅館・食堂が残っている。駅前食堂の方は、地元の観光案内所兼売店として営業している

 十数年振りとなる留萌本線の車窓は大きな変化はないものの、各停車駅の駅前は寂れてしまっている印象はありました。
 途中駅の乗降も少なく、恵比島で数名乗り降りがあった程度でした。
 道央道から留萌まで高速が通ってしまっているので、沿線の国道の交通量は少なく、さらに侘びしい感じになっています。
 

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増毛駅周辺には、ニシン漁で栄えていた頃の建物が何軒か残っており、観光資源にもなっている

 4925Dは、留萌に着くと13分ほどの小休止があります。ここで後ろに連結していた車両の切り離し作業がありました。
 切り離した車両は、そのまま上り列車4928Dとして折り返して行きます。今度の廃止区間とは無縁の列車なのでガラガラのまま留萌を後にしていきました。

 身軽になった4925Dは、スタフ票を受け取って末端区間へと踏み入れます。
 大きく左に舵を切りながら市街地を抜けると、日本海が見えてきました。
 並走する国道は高速道がない分、車の往来で賑やかさがあります。
 留萌までは原野の中を走る感覚で駅間は長く、スピードが出ていましたが、海沿いの区間は人家が多いので距離の割には駅が多く、小まめに停車していく感じでした。
 保線の費用を極力抑えるためなのでしょうか、25km/hの徐行区間が点在し、最終区間に至っては1km以上に渡って徐行区間が続くノロノロ運転になっていました。
 断崖絶壁の下なので、冬場の雪崩を警戒しての措置のようですが、夏場でも引き続いて行っているということは、通年の措置なんでしょうね。
 やっとこさ終点の増毛に到着すると、僅か10分の折り返し時間を利用してホームの様子と駅舎を見て回ります。
 駅は廃線の一報があってから来訪者が増えているようで、観光地のような賑わいがありました。
 駅舎に入ると売店が営業していて、蟹や海老などの食品を中心に土産物を扱っていました。
 じっくり撰んでいたら時間が無くなってしまうので、買い物は午後の撮影時に改めて訪れることに決め、早めに折り返しの4930Dに戻ることにします。
 
 
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JNRの扇風機が未だに残るキハ54の車内。クーラーがないので、現役バリバリで稼働している

 4930Dは、折り返し乗車だけでなく増毛から新たに乗客も加わり、デッキから車内まで人が溢れる混雑となりました。1本前の列車で来た人たちなんでしょうか?
 復路は、午後の撮影に備えてロケハンの目線で車窓を眺め、良さそうな撮影地を探していきます。実際に3箇所ほど使えそうなポイントを発見し、後で実地見分することにしてみます。

 留萌に着くと途中下車してレンタカーに乗り換え、撮影モードに突入します。
 撮影の模様はまた次回に。

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