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2016.10.18

撮影は高台から岸壁まで 〜留萠本線、最後の夏 その2〜

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波穏やかな増毛漁港脇を行く普通列車

 こんばんわ。
 秋の夜長にせっせと更新しております。
 すっかり気候も涼しくなり、ここに来て夏の疲れがどっと出るようになりました。先日も急に熱が出て丸一日寝込んでしまいました。
 以前はこんなことはまずなかったので、自分でも少し驚いてしまいました。色々と環境が変わったせいでしょうか?
 お金と時間があったら、一人で温泉に浸かりながら二三日ゴロゴロしていたいです。

 さて、今回は前回エントリの続きです。
 留萌本線の増毛まで乗り通した後、留萌まで戻ってきた所で途中下車し、レンタカーで廃止区間を中心とした撮影に入ります。
 午後からなので、撮影対象は僅かに3本のみ。
 事前にリサーチしてポイントを絞り込んだ上で臨みます。

 

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瀬越の海岸沿いを行くキハ54普通列車。ロングショットなので、列車はちらっとしか見えない


 まずはじめは、留萌市街地の外れにある札受牧場畜産館へ向かいます。
 高台にある牧場で、日本海を見下ろし留萌市街や留萌本線を見渡せる良好なビューポイントです。
 最初は駐車場脇から撮れるだろうと踏んでいたのですが、少し見通しが悪く高さが欲しいところでした。
 幸い畜産館の二階は休憩スペースとして開放されており、一階の売店でフランクフルトを買ったついでに撮らせて貰うことにしました。
 海岸線に出たところから瀬越駅を挟んで浜中の集落まで狙えるため、シャッターチャンスは豊富です。気がつけば20カット以上も撮っていました。
 

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上のカットの続き。海はあまり入れられないが、海岸線を走る雰囲気は押さえられる

 続いては、増毛漁港へ車を走らせました。
 あまり急がなくてもいつの間にか途中で列車を追い越していて、漁港の一番奥まで行っても余裕を持って臨めました。
 入江の中に作られた漁港に線路がぐるりと囲んでいるので、シャッターチャンスは俯瞰ポイントに劣らず豊富にあり、徐行区間でもあることから、どんどんシャッターを切らずにはいられません。
 こちらでも知らず知らずの間に30コマ近い数を消費していました。


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波穏やかな増毛漁港脇を行く普通列車

 さて、増毛に着いた4927Dは、折り返す4932Dの発車まで50分も停車します。
 この間に次の撮影地へ先回りしても良いですが、折角なので増毛で買い物をして見ることにしました。
 増毛には國稀という日本酒の蔵元があり、酒蔵の見学も常時できます。
 試飲もできますが、運転していれば勿論舐めるわけには行きませんので、代わりに酒造りでも使われている湧き水を飲んで気を紛らわします。
 お酒も買いました。店員さんに色々と説明を聞いた上で大吟醸を1本購入します。


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古い佇まいのまま酒を造り続ける國稀酒造の外観/strong>

 さらに増毛駅へ立ち寄り、売店で甘エビの塩辛(増毛産)が手軽な値段で売っていたので、つまみ用に買い求めます。
 乗り鉄で列車が空いていたなら日本酒とセットで、ちびちびと呑みたくなる組み合わせです。

 買い物を済ませたあとも少し時間に余裕があったので、駅前旅館後や駅前食堂を再利用した売店など覗いて見ることに。
 時代が半世紀前にタイムスリップしたかのよな佇まいが今も色濃く残っており、上手く宣伝すれば十分な観光地としてのポテンシャルを秘めているように感じました。


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仕込み用の槽。展示用ではなく、実際に仕込みに使われている様子/strong>

 余談になりますが、増毛は思っていたよりも駅周辺の散策のし甲斐がある駅ですので、折り返し時間に余裕がある4927D〜4932Dはおすすめです。
 1本前の4925Dで来て4932Dで帰る方法も悪くはありません。


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酒蔵内部の様子。大きなタンクがいくつも並ぶ

 ちょっとした観光を楽しんだあとは、撮影モードに復帰します。
 車で少し留萌方面に戻った、箸別付近の陸橋へ。
 箸別駅からほど近いことから、手軽なポイントとして有名で、10年ちょっと前もここを訪れていました。
 増毛を発車してゆっくりと増毛港脇を進むところからロングショットで狙え、レンズを付け替えて跨線橋手前に来た所をもう一枚、と多角的に撮ることができます。


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増毛港脇をゆっくりとした足取りで進む4932D

 そんな魅力あるポイントで人気のある場所なんですが、撮影者は何故か私だけでした。
 4927Dの撮影でちらっと見た時は、数名のグループが居たのでたまたまだったのでしょう。
 全体的にも撮影者はまだ殆どおらず、乗り鉄の数の割には少ないなと言う印象です。


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レンズを標準ズームに付け替えて4932Dをもう一枚

 次の撮影地は、阿分〜信砂にある高台から俯瞰撮影です。
 暫く木立の隙間を探していて間に合うか焦りましたが、ギリギリセーフでした。
 天気が良ければ雄冬山などをバックに撮ることができ、海沿いの区間とはまた違った雰囲気は変化を付けるのに丁度良い場所かと思います。


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天狗岳や雄冬山をバックに最果ての道を進むキハ54。6月でも山頂には残雪が

 4932Dの撮影はもう少し続きます。
 留萌市街を抜け、幌糠〜藤山にある国道の陸橋へ。
 以前SL「すずらん」の撮影でも訪れた場所ですが、留萌側にカメラを向けたことがなかったので、この場所をチョイスしました。
 時間的に逆光になってなったものの、キハ54のボディを輝かせられれば十分でした。


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黄昏の留萌ビーチを行くキハ54。夕方の便でも車内は賑わっていた

 最後の撮影は海沿いの区間に戻り、4929Dを瀬越の先にある国道の上から狙いました。
 市街地の外れながら荒涼とした情景がどことなく、一昨年廃線になった江差線と似ていますね。

 撮影を追えると深川までレンタカーを飛ばし、そこで車を返却しました。
 留萌本線の便が少ないので、ならば乗り捨て料金がかからない深川まで運転したほうが、早く札幌へ向かうことが出来るのです。
 夜は嫁の実家にお世話になり、家族とともに13日までソーランを見ながらゆっくり過ごしていました。

 留萌本線の部分廃止まで残り1ヶ月ちょっととなってしまいましたが、なるべく早めに撮影地ガイドをまとめたいと思います。 

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